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越前農場

越前農場越前農場は、丹波市市島町の里山にある。ケージ飼いの養鶏所は、そばに近づくと糞尿の匂いが鼻をつくが、平飼いの越前農場は、鶏舎のなかに入ってもイヤな匂いはほとんどしない。いわゆる自然循環型農場だ。
農 場主の越前行男さんは脱サラでこの世界に飛び込み、養鶏(約500羽)と米づくり(10反)のほか、最近はシイタケ栽培にも取り組んでいる。2007年、 ブッシュ政権がトウモロコシを使ったバイオエタノールの生産を奨励した途端に、穀物相場が跳ね上がり、ニワトリのえさも一気に値上がり。
「うちみたいに小さな養鶏場は国からの支援もないし、このままでは廃業に追い込まれてしまう」。現に、養鶏や畜産農家の廃業は全国的に起こっている。そんな危機感もあってシイタケ栽培をはめたという。

越前農場越前たまごは、京阪神を中心に関東にも出荷(宅配)され、デパートでも販売されている。鶏肉の販売もしているが、その量はごくわずかなので、すぐ売り切れてしまう。
越前たまごを一度食べたら、その美味しさや健康さ、新鮮さなどに納得する。だから、「注文は増えているけれど、規模拡大はもう限度です」。

越前農場とくに生き物の世話はたいへんだが、たまごの出荷作業をパートのおばちゃんに少し手伝ってもらう程度で、日常作業はほとんど越前さん一人。ときどき神戸に住む息子さんが応援に駆け付けてくる。「原木を500本の菌植え作業を息子に手伝ってもらった」と顔をほころばす。
シイタケの出荷はもうすぐ、ますます忙しくなりそうだ。